仲間と過ごすドキドキ・ワクワクの7日間。 はまだ自然冒険村
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期間:8月1日(日)〜8月7日(土)
(6泊7日) |
2010年 |
「はまだ自然冒険村」を始めたきっかけ 現在の子ども達を取り巻く環境は、親の世代とは大きく変化しました。物質的に満ち足りた結果、自分で工夫して物を作る機会が少なくなりましたし、コンピューターゲームが全盛になり、土の匂いや木肌の感触を味わうことが、日常的に困難になってしまいました。 「このままでいいの?」というのが『はまだ自然冒険村』の出発点です。子どもには、もっと肌と心で感じる‘実体験’が必要ではないでしょうか。 『はまだ自然冒険村』は、浜田市の地域の伝統文化・農村・そして豊かな自然を、次代を担う子どもたちのために開放し、自然と文化のふれあいを体験してもらうプログラムです。 |
なぜ、お茶農家が子ども対象のサマーキャンプを? 『はまだ自然冒険村』は、平成11年度に文部科学省の事業「子ども長期自然体験村」として始まりました。 「ふれあい総合農場しまね」は、子どもに対する農村体験・食育などの取り組みの経験を基に、その主会場として3年に渡り‘浜田市教育委員会生涯学習課’と共にこの事業に取り組みました。 このときの子ども達の様子や、冒険村を終えてからの保護者の方からの反響から、「自然体験・仲間との生活の体験は子どもの成長にとって大きな意味を持つ」ということを実感し、文科省の事業後も浜田市の教育委員会や地元の農家などと連携して、「ふれあい総合農場しまね」が事業主体となり毎年この『はまだ自然冒険村』を開催しています。開催当初からの村民もその後中学、高校生になりスタッフとして参加してくれるなど、短期間ながら共同生活で培われる‘絆’の強さを感じています。 |
‘冒険’ってどんなことをするの?危険はないの? 親と子が離れて6泊7日暮らすこと、それだけでも「冒険」です。子どもは親や家族と離れて仲間と暮らす中で、また家族も子どもと離れて暮らす中で初めて気づくことがある、とこれまでの参加者からの声をいただいています。 もちろん、恵まれた自然の中で思いっきり遊ぶことも「冒険」です。しかし、「冒険」と「無謀」は違います。それを覚えてもうらうのも大切な体験だと考えます。注意を聞かずに行き過ぎると大怪我に繋がることもあります。スタッフの目が見守る中、細心の注意を払っていても怪我をすることはあります。お家でも、そのことを参加する子どもさんとよくお話いただき、無茶をして怪我をせず、最後まで仲間と楽しく過ごすことが目標です。 また、プログラムについても適度な休憩も取りながら無理なく過ごせるように配慮しています。 |
※写真はこれまでの冒険村の様子です。
今年はプログラム等が変更になる場合があります。 |